家歴書について
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明らかにすることが間違いのない住まいづくりです
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家を建てるときに見るパース(立体的に絵にしたもの)といえば、外観やインテリアが主流でした。
工務店から渡される構造体の図面は伏図と呼ばれる平面的なものです。この伏図の中に立体的な情報がたくさん記載されています。
例えば、エアコンを追加で取り付ける時、薄型テレビを壁にかけたい時、壁の中が透けて見えたらどこに取り付けたら最適かが分かります。その立体図はお渡しします。難しい図面ではなく、家の骨組みだけが見えるパースです。
わかりやすいパースをもとに構造体の引渡し時には、自分の目でしっかり確認することができます。
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将来につなげる
将来リフォームや補修・修繕の際、構造体のパースは活躍します。
世代交代をして誰が見ても分かりやすい資料で、自分の家の構造体を理解してもらいます。自分の家のことをもっと深く知ることで、愛着が湧くでしょう。
子どもに、孫に、「壊すのがもったいない」と思わせる家と資料を残しましょう。
伏図と言われる構造的な仕組みを示す平面図。どんな骨組みの家なのか、わかりますか?
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構造体を引渡します
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今までの構造体は不明確?
住宅の構造体が独立して流通することで、これらにかかわるさまざまな情報をまとめた住宅の構造に関する評価が必要になります。
構造体の強度や材種、材質、価格、生産、などに関する情報を公開します。
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構造体が暮らしの安心をもたらす
「構造体の内訳」「構造計算書」「明細リスト」「価格」などをしっかり確認しましょう。そして出来れば、構造体での一番最初のお引渡しも。
そう考えれば、その後の工事は、一番最初のリフォームみたいなもの。末永く付き合う家を地域密着のかかりつけ工務店に頼んでいることになるのです。
住宅のストックと言う観点から見ても、こうした評価書の存在が大切なことになります。
例えば将来のリフォームが発生した時に、構造計算書はもとより材料、材積から、さらには生産に関する情報をはあくできることは非常に貴重なことです。
また、構造体の概略図があることも、これらの理解度をより高めることにつながります。
そして、何よりもこれらの構造体がしっかりしていれば、また新しい家に生まれ変わることも容易です。
これらの評価書があって居住が保証されることで、初めて金融上の担保としての価値も評価される時代になるでしょう。
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構造体の価格と信頼度
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長期の耐久性をもつ構造躯体(スケルトン)と住まい手の生活に対応して変化する内装・設備(インフィル)に分離
構造体へのコストは大切。コストを下げることを考えた場合、どのような方法があるだろうか?
・材の成巾を小さくすると…強度の低下
・安い材の使用にすると…得体の知れない外材
・グリン材(未乾燥材)を使用すると…将来に不安を残す
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インフィル設備には、思わぬ費用がかかります。
後からでも自由にリフォームで変えてゆくことができます。
構造体に予算をかけて、インフィルにはメリハリを。
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