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工事成績評定対策


○評価のサイクル


総合評価では、過去の工事成績が評価項目の一つとして使われます。良い成績を残していれば次の受注の可能性も高まるので、今後は工事成績評定を意識した施工を心掛ける必要があります。工事成績評定を向上させるには施工計画書が重要なポイントになります。
技術評価点のうち工事成績評定点や施工計画の締める割合は非常に高く、技術評価点1点は予定価格の約1%に該当すると言われています。
入札時、予定価格5千万円なら50万円。1億円なら100万円の入札金額に、アドバンテージを持つ事と同じです。



※上記説明は、加算方式の場合で説明しています。


○工事段階とAcnosの相関関係


現在施工業者は、公共工事の流れの中で、様々な施工計画書や提案書を提出しています。入札時には「簡易な施工計画書」や「技術提案書」「VE提案書」を提出し、落札後には入札時に提出した提案書を含んだ「施工計画書」を提出し、必要であれば警察署や労働基準監督署にも施工計画書を提出します。

また、施工中に施工計画書の通り施工できない場合、設計変更の提案書や場合によってはVE提案書等を作成して発注者へ提出しています。

これらの書類は成果物としては紙データや電子データとして残されていますが、肝心の作成プロセスやノウハウはデータとして保管されることはありません。















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