cadbox













現場実況中継/鉄筋工事 ガス圧接



2000年9月22日

■D19以上の鉄筋はガス圧接をおこなう




 鉄筋はその直径によりD10、D13、D16、D19、D22といったように呼ばれる。また、鉄筋の表面にデコボコの加工をほどこしているため、異型鉄筋と呼ばれる。かつて、鉄筋は丸鋼で、表面にデコボコの加工はほどこされていなかった。
 さて、異型鉄筋で直径が19mm以上、つまりD19以上の鉄筋をつなぎあわせる時に、ガス圧接を行う。

つなぎ合わせる鉄筋の両端をしっかり固定する。型枠が焼けないように、鉄板で保護する


ノズルの先には、4つのガスの吹出し口があり、鉄筋の表面をまんべんなく加熱する

加熱された鉄筋は、表面が真っ赤に解け始める


加熱後約3分ほど経つと、鉄筋の継ぎ部分が母材より大きく真っ赤に膨張して丸くなる

5分もすると、元の鉄筋の色に戻り、ガス圧接が完了する