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■工事請負契約書
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建設会社との間で工事請負契約を交わしました。契約には、小川建設の営業部長の岩崎さんと伊藤さんのお二人、我が家からは、母と妻、そして本人の3名が出席。通常、この他、設計者が立ち会うのですが、今回は、設計者と発注者が同一人物のため、両方を兼務となりました。
工事請負契約書は、A4サイズで必要な書類を全て綴じ込んであります。B5サイズの場合もありますが、最近は、A4サイズが多いようです。今回の契約書の厚さは約3cmになりました。工事が大規模な場合は30cmを超える時もあります。
表紙は、黒表紙の上に、金文字で工事名称、「工事請負契約書」というタイトル、契約年月日、発注者、設計監理者、請負者が明記されています。背表紙にも、金文字縦書きで、同様の内容を明記されています。
工事請負契約書は、発注者と請負者がそれぞれ1冊ずつ所有し、設計者はその控えを所有することになります。
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■製本の中身
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・工事請負契約書
・工事請負契約約款 民間(旧四会)連合協定
・見積時の追加訂正書、質疑回答書
・工事費内訳明細書
・設計図一式
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■工事請負契約書の内容を確認
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1.金額、支払い条件が正しく明記されているかどうか。
2.工期が正しく明記されているかどうか。
3.必要な書類が綴じてあるかどうか。
4.変更などの内容が正しく修正されているかどうか。
5.但し書きで、不利な条件が付け加えられていないかどうか。
6.契約に至るまでの交渉事項が、約束されているかどうか。
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■署名捺印
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契約内容に疑問がある場合は、全て確認してください。同席している設計者にも、適宜アドバイスを受けるようにします。内容に不備があった場合には、勇気を出して修正を申し出ることも必要です。その場の雰囲気に負けないでください。
また、請負者の署名捺印があることを確認してください。当然のことですが、あらかじめ請負者の署名捺印がない場合は、契約しないでください。
内容に問題がなければ、契約書に署名捺印します。製本の形態にもよりますが、捺印は、通常、署名欄の他に、印紙の部分や綴じ込みの割り印など数ヶ所あります。建設会社の方が、こことここ、といった具合に教えてくれますので、その指示の通り捺印すれば問題はないと思います。
設計者も、監理者として責任を負うために署名捺印をします。
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